コロナ禍の London で暮らしてみて。

londonでの暮らし、ときどき気ままなヨーロッパ旅。目指すはイギリス国立公園制覇!

【Lake District 湖水地方 】②初日の恐怖。

WindermereはLake Districtの玄関口にあたり、電車を利用する旅行客はまずここに到着するのがほとんどです。

 

えぇ、、、人がいない。

駅前のメインストリートにも、人がいない。

”コロナ禍”を痛感しました。

 

とりあえずはゲストハウスにチェックイン。

Lake Districtは学生時代にもひとりで訪れたことがあり、過去の記憶からなんとなくの土地勘があったので駅周辺のゲストハウスを予約していました。

 

 シーズンオフなこともあり、ゲストハウスまでの道中にあるホテルはほとんどクローズしていて、なんともいえない寂しさが押し寄せてきます。

 

2階建てのゲストハウスのフロントドアはピン番号で開くシステムでした。

メールで知らされていたピン番号を押し、ドアを開けると、、、

 

館内が真っ暗!!!!明かりがついているのは非常灯のみ。

 

他の宿泊者もスタッフもいない。

緊急時にスタッフに繋がる電話番号は知らされていたけど、だーーーーれもいないとは思いませんでした。

 

用意された部屋は2階のキッチン横の部屋で、2段ベッドが3台の女性ドミトリーです。(といってもひとりだけなので個人部屋でした。)

2つある電気のうち1つが付かず、Wi-Fiもうまく通らず、、、

不安を抱えつつも、日が沈みかけていたのでGoogle mapで湖が綺麗に見えそうな丘を調べて足早にゲストハウスを後にしました。

 

向かったのはQueen Adelaide’s Hillという場所。

Google先生の示す地図通りに進んでいきます。

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この先を進んでいくと、だんだんと森の中に導かれ、木が生い茂っているので沈みかけの光は届かず、足元も見えない程真っ暗に。

周りは風に揺られて音を立てる木と川の流れが聞こえ、iPhoneのライトで行く先を照らすものの、肝試し感満載で怖さ100%になっても後戻りできず、涙ちょちょ切れ状態になり、あたりもすっかり日が落ちときにようやく車道に出ました(涙

 

もちろん丘に登る道も外灯なんてものはなく、月の光に照らされた薄暗い丘を登っていきます。(そこらじゅうに牛と羊のう〇こが落ちていました)

 

やっとの思いで(来たことにも少し後悔しながら)頂上に着くと、月に照らされた湖が光り輝く光景が!!素晴らしすぎる!!!!

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一気に怖さや後悔が吹き飛びました。

 

しばらく余韻を楽しみ、

 

ふっと思い出したのが「ゲストハウスまで帰る道、、、同じところ戻らんなあかんやん。」

 

さすがにその勇気は無かったので、車道の横の歩道に沿ってグルーーーーーっと遠回りして戻りました。

因みにこの道も車が通らないと真っ暗でした。

 

ゲストハウスに着く頃にはすっかり疲れ果ててしまい、

次の日に備えて早めの睡眠に。