コロナ禍の London で暮らしてみて。

londonでの暮らし、ときどき気ままなヨーロッパ旅。目指すはイギリス国立公園制覇!

【Lake District 湖水地方 】⑨Derwentwater(ダーウェントウォーター)

湖水地方最終日。

ここまで毎日3万歩以上を歩き、朝起きると身体の節々が痛い、、、。

 

ささっと準備を済ませ、ルームメイトに別れを告げ荷物を持ってチェックアウト。

昨夜の豪雨とはうって変わって太陽が出てる!

ゲストハウスの前ではワンコ連れの宿泊者が一服しながら談笑していたり、本格登山の宿泊者たちは車に積み込んだ荷物の確認をそれぞれしていて、なんとも気持ちの良い朝でした。

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近くのミニショップでホットフードとコーヒーを買い、目の前の川沿いで朝食です。

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ここまでエリア間を多く移動してきたので、最終日はKeswickの町とシンボルの湖Derwentwater(ダーウェントウォーター)を1日かけて堪能することに。

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映画『ミス・ポター』は湖水地方で撮影されましたが、実際にビクトリアスポターは1885年~1903年にダーウェントウォーターの湖畔に住み、数多くの作品を生み出しました。

日本人にはあまり知られていない場所ですが、美しい湖の景観が人気の地で多くのイギリス人が優雅な休暇を過ごす地として知られています。

 

湖へ向かうと観光用にフットパスが整備され(日本でいう遊歩道のような)、歩いているほとんどの人はワンコ連れで余裕のある生活をしていそうな、そんな雰囲気を感じました。


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人の流れに沿って少し歩きましたが、すぐにフットパスを外れ山道へ。

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日本のように頂上まで何時間もかかる山ではなく、イギリスは丘くらいの高さの山が多く、フラッと登るに最適。斜面が急で道はほとんど無いようなものだったのですが、頂上まではすぐに到着。

 

頂上の岩には2つベンチが並んでおり、5歳くらいの男の子とママが座っていました。

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私も空いていた方のベンチでひと休憩。

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写真だと凄い曇り空に見えますが、実際は太陽も出ていてめちゃくちゃ気持ち良かったです。

 

素晴らしい景色を独り占めしながら(親子は先に下山していきました)、やっぱり観光客がいる綺麗な歩きやすい歩道より、人がほとんどいないような場所を見つける喜びが性に合うなとしみじみと感じました。


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登ったのとは反対の方向へ歩みを進め下山し、湖沿いまで戻りました。

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ずーーっと湖沿いを歩き、時々道がなくなっているところは山道を迂回し、ひたすらに歩きます。


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また途中で上からの景色が見たくなり、Google mapを見てみると"Surprise View"という場所が。絶対良い景色でしょ!!と思い、ここに向かうことにしました。

途中は車道を歩くところもあるのですが、Ashness Bridgeという石造りの橋があったり、昨日歩いたWalla Cragを反対側から楽しめたり、なかなか面白いです。


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コンクリートの道で足に負担がかかってきたので、山の中からビューポイントを目指しました。


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ビューポイントは車で行くことが出来、駐車場も完備されています。

岸壁に立つと足がすくみ、それに加えてこの日は風が強く恐怖心を引き立てます。

でもやっぱり景色は最高でした。

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お腹が減ってきたので時計を見ると、13時過ぎだったので町に戻ってランチをすることにしました。下山するにしてもやっぱり車道を歩きたくなかったので、方向だけ見据えて山を下りていくと、、、

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完全に道を見失い方向すら分からなくなり進んでも進んでもどこにいるか分からなくなり、周りの植物の背が高くなり、30分程彷徨ったところで木々の間から遠くの方に車が通るのを発見。

しかし、そこへ行くには川を渡ってフェンスを越えないと行くことが出来ず。

行ったり来たりしながら、なんとか車道に出られました。

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助かった、、、。